過去ログ

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はだしのままで飛び出してあの列車に乗って行こう

結局のど自慢行ってきましたよ。て、現場日記あるんだから使えよという話なのですが、どうにもあたしにはこっちでだらだら書いてるほうが合ってるしエンジンかかりやすいようです。立ち位置とか出番とか、曲目ごとの細かい感想を記録しておくにはあっちのほうが便利なんですけど、そういうのでもないほんとにただぶわーーーっと思ったままを書くのはこっちのほうがよいですね。まぁ、それはそれとして、ほんとうは龍我くんジャニーズ2年生突入にかこつけたポエムなど書こうとしてたのだけどまったく1文字も書いていないまま7月になってしまったこともそれはそれとして、さて。
なんでわざわざ国際フォーラムまで行ったかというと、それはもういまさらあらためて書くまでもないのですが、もちろん戸塚くんがゲストで出るというからです。いや、郁人……いま助けるぞ……*1という気持ちも多少はあったし、寺西がじつはめっちゃ歌が上手いという噂も聞いてはいたので、そこへの興味もありました。けど、やっぱりワンシーンに9,500円は高いな……お金ないし……という点でぎりぎりまで逡巡してしまい。だってほんとうにお金ないのですよ! 今後まだ振り込みも控えているかもしれないし*2。だけど、なぜかどうしても行かなきゃ後悔する!という直感があったのですよね、だって郁人の舞台に戸塚くんが一瞬でも出るなんて!(そもそもえび事情にあまり明るくないので、戸塚くんが客入りのテコ入れになりうると思われてて実際にも結果としてそれが効果あるっぽいというのがびっくりしすぎて*3衝撃だったのですが、まあそれもそれとして)
舞台自体はね、筋書きはわかりやすいというかむしろ見えてるし、想定外のことはなにも起こらないので安心して観られる人情喜劇で、何度も通うかと言われたら通わないけど(それがふつうですよ)、みなさん歌も演技もしっかりしてるし、そのなかで郁人も寺西も遜色ないレベルでがんばっていたと思います。贔屓目じゃなく、なにも知らない状態で行ってだれがジャニーズでしょうて言われたら、まぁ郁人は番手と見た目的にわかるかもしれないけど寺西は絶対わからないでしょう。それくらい寺西は素晴らしかった。もともとスキルフルな子であることは知っているし、歌が上手いというのも噂には聞いていたので、期待値は高かったし楽しみな要素のひとつではあったんだけど、いっぽうでジャニーズJr.としてパフォーマンスする姿は何度も見てきてるわけで、それはあまり自分の琴線にはひっかからなかったのですよ。けっこうねっとりというかこってり系じゃないですか? でも、そのジャニーズとしての寺西の姿を知ってるからこその、いい意味で裏切られた感触があってほんとよかったです。歌も評判どおり上手かったし、なにより演技がしっかりしてたー。そこにいるのは寺西じゃなくて、ちょっとだけ気弱でまだ子供ゆえに自分ひとりでいろいろ背負い込んで考えちゃう、でも芯は通ってて真面目で母親想いの淳一くんだったもの。郁人はだいたい知ってるとおりの郁人の演技してる姿で、舞台だったら今後もいくらでも仕事あるだろうなと思ったし、このまえ郁人の歌は下手じゃないけど上手くもないとか言っちゃったけど、越冬つばめの下ハモとてもよくって評価を改めた。それに基本はちゃんと役に入ってるんだけど、だだこねるシーンとかでちょっぴり本来の年下甘えんぼ郁人が透けて出ていて、それってでもふだんのえびの仕事でも立場上あんまり表には出てこないところなのでか、かわいい!!!てなった。最後カーテンコールできらびやかなスーツに着替えて出てきたふみきゅんかっこよかったよー。その瞬間だけ松潤に見えたもん笑 あとひょっとしてアイランドで上を向いて歩こうを歌ってたのはこの伏線じゃないですよね、笑 あとねえ、まさかの上原多香子ちゃんがすてきなコメディエンヌになってて驚きだった! たかちゃんといえばクールビューティというイメージだったので……。こっちもカーテンコールで着てたちょっとクラロリぽい衣装がかわいかったなぁ。
で、で、で、問題のパンク次郎*4さんですよ。想定外のことは起こらない舞台だったと書いたけど、そのなかで唯一完全に想定外というか爆弾というか、本人には申し訳ないけど戸塚祥太奇行伝説にまた新たな1ページが加わってしまった瞬間だった。いや、奇行なんかしてねーよと言いたくなる気持ちもわかるのですよ、写真集で戸塚くんが自分の奇行と言われてることはだいたいデマだし1つ1つ検証していってもいい!とまで言っていたけど、きっと本人からしたらすべての行動に筋は通っていて、その脈絡が外に出てこないから突拍子もなく見えるだけ、というのはなんとなく理解できる。あたしもときどきまわりにはにこさん変わってるよねと言われるけどあまりいい気持ちはしないし*5。でもねやっぱ、戸塚さんあんた頭ぶっとんでるぜ、、、、。やばい、あれがセルフプロデュースだったら(だったらというかこれでいく!と決めたのは絶対そうだと思うけど、衣装とか髪型も自分でこういうのがいいですて指定してたのなら)ときめきメーター限界振り切る。思いっきり客席を走り回っていざ戻ってくるときに階段でけっこうがっつり足ぶつけてて、あとで「大丈夫ですか?」と訊かれたら「大丈夫です!!! ドクターマーチン履いてるんで!!!!!」とか答えてたのが微妙におかしくて楽しかった。たまたま友達*6が見にきていて、終わったあとに「あのひとめっちゃ息切れてたけど大丈夫……?」と言われたので「うん、意外といい年なので、、」と説明しておきました。でも、走り回って歌いながらも寺西に向かって何度も「淳一くん!!!! 絶対がんばれよ!!!!」「みなさん淳一くんのこと応援してあげてください!!!!!」と絶叫してたところに後輩想いを感じてぐっときました。もはやなに言ってる不明なくらい絶叫してたけど。
そのワンシーンだけでも全然9,500円の価値はあって、でも舞台自体も雰囲気よさそうであぁよかったよかったて満足して終わりかけたのだけど、2回目のカーテンコールで戸塚くんを呼び込んでくれて、まさか出してくださるとは思ってなかったのでちょーーう嬉しかった。しかも! ね! ナチュラルに郁人と肩を組み合ったのですよ!!! なんでそれだけのことでこんな興奮してるんだとお思いになるかもしれませんがあたしもよくわからない。実際言葉にするとただ、それだけのことなんだけどでもこの光景が双眼鏡の視界に入ったときの沸騰ぐあいといったら。それから寺西や小川さんにごあいさつして、またナチュラルに郁人の隣の位置におさまったのがもうあーーーーーすてき。すばらしい世界。
それだけでも9,500円の価値があったのですけど(2回目)、もう1回カーテンコールがあって、そこで森昌子さんが「わたくしのマネージャーのすやちゃん*7のお友達のパンク次郎さんが来てくださっていて」と言ってくださったのですよ。どんな世界観だよと思いますけど笑 ていうかちょう一瞬のスピンオフでいいからすやちゃんとパンク次郎さんのお話が観たい!!!!!! パンク次郎さんはレコード屋をやっているそうなので、歌を愛するすやちゃんが町のレコード屋に訪れる展開もきっとあるはず。すやちゃんとパンク次郎さんはあんまり音楽の趣味合わなさそうですが。でもそこから紆余曲折のちお友達になるのかもしれないて思ったらやっぱり高まってしまう! すやちゃんとパンク次郎さんという新たなコンビ萌えを見つけてしまった、と思ったけどそれ結局ふみとつだし、パンク次郎さんもう二度とこの世に現れないかもしれないから。てかそもそもパンク次郎さん本来物語に登場しないから。ともかくそれだけでも9,500円の価値が以下略、そのまま郁人に前に出て喋らせてくれて、……と思いきやなんと戸塚くんのこともなかば強引に前に出してくれたのですよ! あのときの会場のどよめきぷりといったら。それだけでも9,500円の何回これを書くのだろうか、最終的に森さんがふたりと腕を組んで両手に花みたいな状態になったのは笑った。しかし、ふみとつが並ぶ姿のほんとうに耽美なことよ……。ふだんからそれはそうなんだけど、パンク次郎さんというある種異様な姿をまとうことによってよりその耽美さが際立つというか……うっとり。
でも戸塚くんが来てくれたことによっていままでよりもカーテンコールの回数が増えたことにたいして、「明日からも出てよ」て冗談で郁人は言ってたけど、なんかそこについて深く考え出すと冒頭の問題にまた行き着いてしまうので、、郁人の表情自体はほんとうに嬉しそうだったので、あまり考えなくてもいいことかもしれませんけどね。あと、それに返事した戸塚くんがマイクないのにすげえ声でかくて、あたしひょっとして声がでかい男の子が好きなんじゃといまさら気づきました。なんだそれ。


ていうか、なんで"パンク次郎"なんだろうと思ってたらまさかのかぶき太郎*8意識じゃないかという発言を見かけて、あーーーーーーーーーーーーーーーーーやばい、ますます好きになっちゃう*9。こんなにもふみとつ大爆発でいいのか。えびにかんしては完全になにも知らないし外野なのですが、今後も外野は外野なりにふみとつ愛好家として活動していきたいです。でもあたし去年今後どうしようかなと彷徨ってるころに、このままえび担というか戸塚担になってもいいんじゃないかと思ったこともあるんですよ。でも、、まあこの話どうでもいいや。とにかくふみとつは世界*10。えびコンますます楽しみすぎるなぁ、、ていうかあたしはなぜのど自慢でこんなにも文字数を、、、。

*1:集客的に

*2:帝劇1公演くらいは当たってくれないと困る、、

*3:郁人と戸塚くんてそんなに人気に差があるんだ的な意味で、、

*4:モヒカンに目のまわり真っ黒のパンクメイクに全身ガチのパンクファッション

*5:でも「変わってるひとほど自分のことふつうて言い張るよね」と言われてループに入るのですがあたしは少なくともminorityではあれどstrangeと思ったことはありません。といういらない自分語り

*6:ジャニオタでもなんでもないんだけどなぜか来ていてちょうびっくりした

*7:郁人の役名

*8:これもいったいなんだったのだろうか、、

*9:しかし"次郎"はともかくなぜ"パンク"なのかは結局謎である。かりにものど自慢なのに……笑

*10:クラナドは人生的なノリで