過去ログ

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楽曲派活動

えーと前回どこまで書いたんだっけ。。今回は出し惜しみなしです!

満を持してというかなんというか、3期始まって宮野真守が流れると思ってたらいきなりこれがかかったときの衝撃たるやいまだ生々しいですよ(意外とアニメ見てるんですよ最近は)。You're my lifeも新しいアプローチでよかったんですがやっぱりこのユニットの本領はこういう夜っぽい曲調でこそ発揮されるんじゃないかと。この4人ってものすごくバランス悪いと思うんですがそこが一周回って逆にバランスよくなってる感じすらあります。エボリューション・イヴのほうはチープさぎりぎりのキャッチーさが良い。けど、このタイトルのvの表記はどっちかにならんもんか……

  • Against the Rules / apple-polisher

蒼井くんはどこにでもいるなあというか、ここまで二次元音楽ものが乱立している以上ある程度歌えるメンツってことで揃えるとどうしても似通ってきちゃうなあと思いつつ、素直にかっこいい。淡々と続くビートと差し挟まれる轟音(までいかない気もするけど雰囲気として)ギターが蒼井くんの中性的な声と相性よくて、シューゲイザーというのもまた違うんだろうけど静謐な激しさというか。わりと余韻なくばっさり終わるのも好きです。

  • JOKER オールマイティ / High × Joker

矢印出せない。Beitについてはこの前さんざん書いたのでひとまずいいとして、この曲は現場で見たらすごく楽しかった。いきなり楽曲派活動というテーマをぶち壊す発言! 無条件に沸けて自然と身体あったまる感じで予想外の楽しさでした。まあだからといって家で音源で聴くかと言ったら聴かないんですけど、現場でだったら3回くらいやってもいいです!

サービス精神過剰。そもそもが歌上手いひとですし声質自体もいくらでも格好のつく声だと思いますが、ただ格好つけて歌うだけでは終わらないぞという謎の気合いすら感じられます。突然の祭りからのムーディなセリフからのアホアホってあまりにたくさんの要素が盛り込まれすぎてお腹いっぱい。声優ってすごいなーと素直に思いました。あとサビの入りが一瞬サンバデジャネイロ

はからずも蒼井くんばっかりになってるのはわたしのせいではない。ここまで二次元音楽ものが(以下3段落上と同文)このユニット全体的に曲が悪質なにおいを漂わせているというか、イントロとか絶対ナードコアだろって思ってしまうのですが、頭からっぽになる感じはありなのかもしれない。人間だれしも中高生のときに悪質な曲を通っておくほうがいいですからね。。

クロスユニットはそんなに聴き込んでないせいもありますがいまいちおおっ!となる曲がないなーと思ってたんですが、これは良いエレメンツガーデン。ふたりとも声質自体相性が良いのと歌い方のくどさって点でもわりと似通ってると思うんですが、それが曲のどこか大仰さをへんに浮かせないことに成功してます。真面目なんだけどおもしろい。

メジャーデビュー作だった前作もよかったのですが2枚目はさらに超えてきました。スタイリッシュさと泥くささの絶妙なバランス。しかも今回は歌入ってない部分がより良いというか、イントロのリフとか間奏のギターとかがすさまじくかっこいいです。でもそういう音の部分が研ぎ澄まされていくのにたいして、地に足のついた、というよりともすれば野暮ったいともとらえられそうな歌声が絶妙な違和感を生んでいて良いです。

ボーイフレンド(仮)はすごい掘り出し物な気が! 前者はちょっと哀愁漂うラテンナンバー。なにも知らないで聴いたらとうてい声優楽曲とは思えない本気の大人な曲で最高。後者は軽快な6/8拍子が超絶オシャンティ。鳥海さんの歌声のどことない甘やかさもありこっちはこっちでまた大人びすぎていない感じでこれまた嫌いなやついないだろ。。

キラキラした音づくりさせたらなかなかkzさんの右に出るものはいないんじゃないかとすら思わせてくれる安定感。一聴してお金のかかったアイドルだな……とわかる地上感がすごい。はやく音源でちゃんと聴きたいところです。あとこのメンツのなかに放り込まれた白井さん!!!

  • GAME / X.I.P.

前回Burning with Uがいまいちで悲しいみたいなことをさんざん書いた気がするんですがやっぱりX.I.P.最強だな!とまた思わせてくれた一曲。クレジットが気になるのもあって音源化が待ち遠しい。動き回るベースとピアノが心地良いです。

じょんってほんと何者なの? いままでなんで隠れてたの? と新しい曲が出るたびに叫びたくなるんですが、この曲はそんなじょんの才能と花江くんの才能ががっぷり四つに組み合って生まれた名曲。もちろんソロ曲だろうがおかまいなくじょんお得意のハモりはしっかり盛り込まれてます。そして花江くんのすごいところって、キーも高くて女性的な声なんだけどそこにいっさいあざとさや媚び、気持ち悪さなどを感じさせないところ。といってか弱いわけでもなく、切々とした表現力のある歌声には思わず聴き入ってしまいます。あとツキプロインフォによるとこの曲は花江くんによってデモの段階からキー上げを要求されたらしく、どんだけキー高いん……と驚き……。

うってかわってこっちはアッパーでハイテンションな一曲。「あったか〜い」とか「いやっほー!」みたいなセリフが随所にひそんでいてそのたびかわいさにやられます。花江くんすごい……。謎に中毒性のあるキャッチーさ。そしてなによりも「電気消して♡」は問題!!! そう、女性的な声なのにばっちり性的な気配が漂うのも不思議であり魅力的なところですよねえ。

これはもう歌が入ってるヴァージョンも公開されてるんですけど、あえて最初に出たハミングだけのヴァージョンのほうを推しておきたい(ちょっとアレンジも違う)。ちょっとだけで終わるんですけどね。メロディがしっかりしてるのとあとはやっぱり声がいいので、ピアノに乗せたほんとにかすかな鼻歌でもぐっときます。でももはやこれは楽曲派活動なのか?

これはほんとうは書きたくなかったというかいまだって書きたくない。なぜならずっと黙っておいてこれをいきなり1位にしてなんだこれ!という壮大なギャグをやりたかったので。。べつにわたしだって好き好んでリジェットの話なんかしたくねえよ!!!!! しかし試聴しか公開されてない現段階ですでに400回くらいこの曲を聴いているという厳然たる事実が。。岩崎大介の最大のすごいところってとにかくMIKOTOを連れてきたというところに尽きると思うんですよ。そんでもってこのシリーズ前2枚はほんっとうにしょうもなくてもう嫌で嫌でしかたなかったんですが、なんだろうね、なんでここに限っていい曲が来るんでしょうね? これが持ってる男絶対的なんとかというやつでしょうか。そうまくんはさすが変幻自在の歌声というか、U-30の男性声優のなかではダントツに歌が上手いと思うんですがそれに引っ張られてか、わー裕一郎さんってこんなふうに歌えるんだ……ってびっくりしました。引き出し少ないように見えて、まだまだたくさん持ってるひとだったんだなと。あと吐息がセクシーです。役はキモオタだけど。。


あとはI Doll Uのけんぬソロヴァージョンが出たのが嬉しいかぎりです。しかし現場に行きすぎて楽曲派活動があんまりできてないことが露呈してますね。。資金的な面でもそうだし、なにより5秒ごとに楽曲派の魂が死滅したり蘇ったりする日々なので。。。実はわたしのなかではもう今年の1位っていうのは決まっていて、でこれは判断基準が全然違うせいで超個人的男性声優楽曲大賞のランキングには入れられないので書いちゃいますけど、想いはETERNITY最高だなーこれしかないなーっていう。理由はしょうもないので秘密です。いやふつうに楽曲派的にみてもいい曲ですけどね。が、まあそれはそれとして、もう少し男性声優楽曲界のモードとかを引き続き考える通常運行に戻していきたいと思ってます。戻せるかな。。がんばります。