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自分が女性アイドルを好きな理由についてつらつら考えたこと

アイドルっていうのはすごく特殊な存在で、もちろん楽曲だとかパフォーマンスだとかトークだとかルックスだとかそういうのも全部重要なんですけど、極論を言ってしまえば全部どうでもいいんですよ。だって要は擬似恋愛の対象だから。恋愛においてたとえば仕事の内容とか年収とか見た目とか年齢とかいろいろ気にする要素はあるけど、好きになってしまったら結局全部関係ないのと同じように。
どうしてもそのあたりのめりこめないというか、客観的にしか見られないひとというのももちろんいて、楽曲派っていうのはその極北だと思うわけですが、それってあんまり楽しくないんじゃないかな、と感じることもあります。楽曲の話とかはすごく喰い付いてくるんだけど、じゃたとえばハローでどの子が好き?とか訊いてもいや、興味ない、というかわからない、みたいな。わからないっていうのはもちろん個体認識ができてないってことではなくてね。言い方は悪いけどアイドルは楽曲とかパフォーマンスの奴隷、みたいなふうにとらえているんじゃないかと。
逆説的な物言いだけど、わたしが女性アイドルを好きな理由はそこに行き着くんじゃないかと考えた。いや、自分が上に書いたようなタイプだから、という話ではなくて。結局自分はヘテロセクシュアルの女性なので、彼女たちのことをいくら好きでも恋愛感情には達しないんですよね。逆に自分がもし男性に産まれていたら、絶対本気でアイドルのことを(恋愛感情として)好きになっていたと思うし。でもそれってものすごく苦しいことじゃないですか。笑顔や言葉は返してくれるけど、最終的に自分の気持ちがかなうことはないし、自分でもそれがわかっていて、でもどうしようもなく好き。とてつもなく甘美だけど、それは地獄ですよ。しかも一生抜け出せない地獄。でも、自分は女性なので、安心して久住小春さんや新井ひとみさんや小西彩乃さんを『好き』でいられるんですよ。まあそりゃ原点には子供の頃に活躍してたアイドルへの憧れとかもあるんですが、それは『現在』アイドルを好きなこととは直接つながらないですしね。
ま、女ヲタのみんながみんなこういう思考ではないと思いますが、つうかこんなキモいこと書いてるのもわたしだけかもなって気がしますが、なんとなくメモ。