不定期ですがこれから楽曲派活動の一環として（いや、楽曲派の時代は終わりこれからは顔ファンとして活動していくつもりなのですが、、、）、ジャニーズのアルバムを借りてきてレビューとも言えない感想を書いていこうと思います。記事タイトルが思いつかないので誰か考えてください。
まったくアルバムが出た背景とかを知らないフラットな状態で書くのでなんか違うなと思うことがあるでしょうがすみません……。ちなみに参考までにわたしの好きな女性アイドルはSweetS、東京女子流、BiS、好きなアレンジャーは平田祥一郎、河野伸、AKIRA、キスマイで一番好きな曲は「Luv Sick」です。
で、今回借りてきたのはこの5枚。全部通常盤です。
- 山下智久『A NUDE』
- KAT-TUN『KAT-TUN III -QUEEN OF PIRATES-』
- KAT-TUN『Break the Records -by you & for you-』
- KAT-TUN『NO MORE PAIИ』
- KAT-TUN『楔 -kusabi-』
いきなりtwitterで訊いたおすすめ無視してるじゃないかという話なんですが。。やまぴーさまは藤ヶ谷さんとのデュエットが入ってるから、かつんはシングル曲が自分の好みに合っている感じがしたからという理由です。じゃあ以下ざっくりと。
- 山下智久『A NUDE』
わたしのなかのぴーさまのイメージがずっと「超美形」「歌がヘタクソ」しかなかったんですよ。もっと言うとぴーさまの声には良くも悪くも脱力感があり、それが喋るときにはむしろ適当さを醸し出して好きだったのですが、歌声となるとどうしても棒読み感に繋がっているイメージがありました。ゆえに彼の歌がちょっと苦手だと思っていたんですが、このアルバムはその脱力感をうまく活用していて、まったくそこが気にならずに聴けました。そういう意味ではグループよりも彼ひとりだけのために曲を作ってもらえるソロのほうが向いているんじゃないかと思います。
そしてこのアルバム幅広い曲調ながら、全体的に超超超おしゃれですね。STYにヒャダインに唱くんに久保田利伸に大沢伸一にって超豪華だし……。「怪・セラ・セラ」とか「PAri-PArA」みたいな怪曲も普通のひとがやったらくどくなると思うんですが、ぴーさまの声の特徴に合っていて良いです。あと肝心の「NEXTACTION」ですが藤ヶ谷さんの声がとてもとてもとても魅力的だということを再確認できました。普通に楽曲派好きのしそうなアルバムじゃないかな？ あ、そういえばこれサマーヌード入ってないんですね……。
これあっという間に最後まで聴いてしまったのでビビった！ まあ11曲と比較的他のアルバムに比べて短めというのもありますが（と思ったら初回盤はもっと曲数多いんですね。結構珍しいパターンな気がする）、曲間の空白がほとんどなく立て続けにいい曲が流れるのでうおー！うおー！！ってなれました……。とくにLIPS→喜びの歌→「un-」の流れなんて鳥肌ものですよ。この曲間がないことによる感覚は椎名林檎のアルバムを思い出しました。あとこのアルバムに限らずですがかつんのシングル曲はやっぱりイントロかかった瞬間の爆発力が半端ないなと実感しました。もちろんハードでゴリゴリな曲だけじゃなくて、「何年たっても」とか超イイキョク！！！ やっべ！！！！！！！
- KAT-TUN『Break the Records -by you & for you-』
前のアルバムの「何年たっても」もそうだし、「SADISTIC LOVE」をはじめとしてこのアルバムの曲もよく見るとけっこう歌詞がエグいんですが、トラックがかっこいいからバランスがとれてるというか、わりとそのエグみが気にならずさらっと聞けちゃうのがすごい。前半のガーッとたたみかける流れから各人のソロ、そしてまた全員に戻って上げて、しっとりとしてまた最後上がって終わる……みたいなのがライヴを想像させる曲順でいいなと思いました。そして大久保薫アレンジの曲が普通にいい曲だとなんか悔しい。ていうか大久保薫と平田祥一郎ほんとどこにでもいるな。。
- KAT-TUN『NO MORE PAIИ』
「Going!」超イイキョクだーーーーっっっっ！！！！！（ちょうどタイミング的にこのへんから知らなかったのです。とはいえ「Love yourself」のCDは「THE D-MOTION」が好きすぎてわりとすぐに買っていたのですが） このアルバムもかっこいいのですが、とくにソロ曲がどれも良いですね。ていうか田中直！ 田中直がいるじゃないか！ 嬉しい！ 余談ですがこれ借りてきたときに「SMACK」がだいぶ前から自分のiTunesに入っていることにやっと気づきました。なんでCD買ってたのにこんないい曲スルーしてたんだろう……。あとまあこっちの大久保薫は凡かな……（ここにもいるのかよっていう）。
- KAT-TUN『楔 -kusabi-』
4人になってからのミニアルバムということでどんなもんなのかなあと思いながら聴いたのですが、過剰な物語性を楽曲に付与することもなく、いい意味で全然それまでのパブリックイメージから変わっていない作品で素直にかっこいいなーと思いました。言ってしまえばもっと紆余曲折物語売りしたほうがわかりやすくて売れるためには正しいと思うんですけど、それをしないのが個人的には好みです。けどやってることの基本は変わらなくとも、やっぱり音がどんどん今っぽくなっててかっこいい。あとところどころ歌声が新鮮に感じるところがあって、意外と自分のなかのかつんの歌声ってジョーカーさんのイメージが強かったんだなって思いました。。
今回はいきなり全部個人的当たりだったので嬉しいです。あと全体的にキスマイはかなり強くかつんの影響を受けてるんだなーとあらためて感じました。とりあえずかつんは期待通り完全に自分の好みなので、他のもまた借りてこようと思います。その前にえびのアルバムを買わないと！ 消費税が上がる前に！
