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大浦央菜は間違いなく天才だとわたしは感じているし、まあそれは多少言いすぎにしても彼女がまったく平凡な人間ではないということには少なくない同意を得られると思うのだけれど、ただこれってアニーローリーと実力テストを見た人間以外にはいまいち伝わっていないんだろうなあとも同時に思うのです。つまり彼女のすごさってステージに並ぶものが大人数になればなるほど伝わりづらくなる類のものであって、とくに研修生オタでもない自分がその輝きを発見できたことは奇跡に近いのかもしれない。20期ではとかく段原船木、それから山木、そして船木に対比するものとしての羽賀ばかりが取り沙汰され、実際20期ロクエロでも大浦ちゃんは埋もれてしまっていたのですが、大浦ちゃんを見逃してしまうことはあまりにもったいないのではないでしょうか。
彼女は見た目からすると一見おとなしいというかおどおどした子に見え、アニーローリーでもそういう役を演じていましたが、だからこそ実力テストで垣間見せた本来の自信家というか気の強そうな一面が印象的だったのでした。ステージの上でいちど幕が上がればそこにはもう違う人間がいるような雰囲気もあります。それはたとえば宮本さんのような他のなにものをも圧倒してしまうような輝きではなく、だからこそまんべんなく研修生全体を把握したいオタクには響かないかもしれません。しかしだからといってその光が弱いということではなくて、そのぶん深い輝きであるということも言えると思うのです。それはアニーローリーでの、もはや大浦央菜が演じる役柄としてではなくジュリアンという人間そのものと化した彼女の姿によって実証されたところです。
とはいえわたしたちはまだ大浦ちゃんについてそんなにたくさんのことを知りません。裏を返せばまだまだ予想だにしなかった一面をこれから見せてくれる、そんな底知れなさを持っているということ。今後のハロプロ研修生を語るうえで大浦ちゃんが無視できない存在なのは確実だと思っています。いまのうちだよみんな!!!