過去ログ

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読んだ

村田沙耶香「タダイマトビラ」

デビュー当時からずっとこのひとの作品は追いかけていて、ここでも何度か感想を書いているけれど、今回はどういうふうに捉えたらいいのかいまだにわかっていない。いままでのこのひとの作品はあくまでリアリズムの範疇に留まっていたと思うのだけれど、今回…

文藝秋号

笙野頼子先生の新連載まったく意味わからなさすぎる……。

文藝夏号

川上未映子が完全にホステスにしか見えない。 青山七恵「役立たず」 !!! 青山七恵っていままで綿矢りさとか柴崎友香とかの系列だと思ってて、どうせつまんないんだろなどと舐めていたのですが、「わたしの彼氏」でおっ?と思っていたところに、これですよ。まず…

群像4月号

佐藤友哉「割と暗い絵」 もう、こんなん載せていいのかよ! そしてこれはユヤタンの連載なのか、それとも毎回違うひとが書くのか、前者だったら大変だぞ……。 まったく小説ではありませんし、批評などではもちろんありません。近いものをあげるとしたらダメな…

文芸誌など

朝比奈あすか「クロスロード」(群像2月号) うーん……ところどころで説明不足というか、あえてすべてを語らないというのはいいんだけどあまり効果的にいっていないというか。書き込み不足感? そしてなんというか純文学というよりも、児童文学の大人版という印象…

文藝春号

島本理生特集。こっちの短編はまだ読めていなくて、特集にさらっと目を通しただけですが、いままでの単行本をほかの作家がひとり一冊ずつ評しているあたりとかは面白い。というかメンツが豪華すぎる。やっぱりこういう企画ものをやらせたら文藝はピカイチな…

群像1月号

花村萬月「裂」 ある意味予想通りの展開で予想通りの引き。ここからどう転がるのか? まだ様子見。 青山七恵「わたしの彼氏」 タイトルに反して狂言回しが男の子。わたしっていうのは自伝を書きたい次女のことなのかな? ちょっといままでの青山七恵作品とは微妙…

群像12月号

花村萬月「裂」 新連載。しょっぱなから暴力描写かと思わせて、小説家見習いの内情を描く。読み切りだと疲れてしまいそうなほど文章が強いので一回の分量が短い連載はちょうどいい。ここからなんとなく予想した通りの展開になってきたらつまらないのだけど……。…

文藝冬号

小説を書くということについての特集。青山七恵と磯崎憲一郎の対談がよかったし、ブックガイドとしてもよい。 丹下健太「マイルド生活スーパーライト」、うーん……いまいち。発想は悪くないと思うんだけどもどうにもぐっとこない。でもたぶん好みの問題。