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『THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE 03 Beit』

ひっさしぶりの楽曲派活動! いや音源digとかはそれなりにしてはいたんですが、いかんせん精神が不安定すぎていろいろいろいろありまして、、、まあそんなことはどうでもいいんですよ。サイドエムのキャラソンにかんしては前にもちらっと書いたんですが、やっぱりどうしてもよくできてるけどピンとこないなという思いが強かったんです。なぜならジュピターの最初のミニアルバムの時点であまりに完成しすぎてしまっていたから。。そしてそれゆえに自分の期待値が高くなりすぎていました。いわゆる最近の、というかAKBを通過した以降の二次元アイドルポップスがあんまり自分の肌に合わないってのもあります。なのでまあこんなもんかなと思ってたんですが、、そこへきてこの第三弾Beitですよ。正直クレジットが出た時点で声優楽曲派一本釣り!感が半端なく、否が応でも期待せざるを得なかったのですが、実際どうだったかと言いますとですね……
「スマイル・エンゲージ」この曲、構成がめちゃくちゃキャッチーです。具体的に書くとサビ1→サビ2→A→B→サビ1→サビ2→A→B'→サビ1→C→間奏→サビ1→サビ2→サビ2、つまり、サビが2つあります。アイドルポップスではたまにある手法ですが(「会いたかった」とかまさにそうですよね)、さらにこの曲の場合2つのサビがわりと似てるので、なんかやたらサビばっかり来る感覚になります。最初ゆっくり始まってすぐアッパーになるところとか、一回Cメロでシリアスにしといてからの間奏で主張するギターソロ、はたまた2番のBメロが微妙に展開をずらしてくるあたりとか、すべてが「キャッチーなアイドルポップスであること」に従事しておりとても気持ちいいです。もうこれが今年の1位でよくないか、、いやそうするとまた話が違ってくるんだけど、、
「想いはETERNITY」まず渡辺未来って時点で反則だろうと思ったんですが、、インタビューで男気ある楽曲みたいに語られてたことからX.I.P.の「Passion」みたいな感じかなーと想像してましたがそこまで外してなかった気が。あるいはAAA「Blood on FIRE」とか「Red Soul」からギラつきとチャラさつまりエイベックス感を抜いたかのような……ってそれもはや全然違う曲じゃんって言われそうですが、ガツガツした印象になりそうな曲調ながらもどこか品を保っているのがいいなと思いました。1曲目とはまたガラッとイメージの違う曲をもってきたのも良いですね、、裕一郎さんの歌声がちょっとだけ喉を張っているような歌い方に聞こえて、これって行きすぎると個人的には聞き苦しいなと感じてしまうのですが、とりあえずこの曲にかんしてはちょうどいい按配だと思います。あとよく考えたらこの曲もサビ2つあるな。。
「DRIVE A LIVE (Beit ver.)」4組ともアレンジはまったく同じはずですが、そこはさすが声優というべきなのか、歌っているひとが違うだけでここまで違った曲に感じられるものなのかと驚きます。このヴァージョンはいちばん穏やかで聴きやすいんじゃないかな。Beitの3人はそれぞれ高中低ときれいに音域が分かれていて、そのうえ3人とも耳馴染みがよく揃ったときにも調和のとれた歌声で好きですね。。ユニゾンの声のバランスって点ではこの手のアイドルものユニットのなかで頭ひとつ抜けてるんじゃないでしょうかね。さすがに贔屓目すぎますかね。。
というわけで結局一本釣りされてしまったのでした。あとドラマも2本収録されてるのですが、ドラマ1のみのりさんのアイドル論が素晴らしいです。あとピエールが鬼かわゆい。ピエールもなかなかいいこと言ってる気がします。きょうじくんは、出オチです(聞いてもらえれば言いたいことわかると思います笑)。でもコンビニ店員のダルそうなきょうじくんはよかったです!!!
一度はすっかり楽曲派の魂を投げ捨て、正直このCDも邪な動機で買ってるありさまなんですが、いやーすごいよね防衛部もそりっずもサイドエムもあのおうたとりあいですらも(!)もらう曲もらう曲楽曲派ホイホイなんだもの。。つまり順当にしゃかま楽曲派を続けてたとしても結局同じひとを好きになってたんだなあって気づいて、業って深いなっておもいました! でもとりあえず一周してまた楽曲派の魂が戻ってきたぜ!!! とか言ってブラックバタフライみたいなスーパークソ曲きても褒めてたら鼻で笑ってやってください。。