過去ログ

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楽曲派活動

前回に引き続き。

満を持して出たアイドルマスターサイドMのキャラソンですが、よくも悪くもランティスに移ったことの影響が大きく出ているなあと感じてます。個人的にジュピターの魅力って圧倒的な曲の強さというかほかのキャラソンと一線を画すアーバンさによるヒール感(女子流的な、、)だと思い込んでたんですが、なんかふつうのキラキラアイドルポップスになってしまったことでその最強感が損なわれてしまったような。曲自体は全然悪くないんですが、、ビジネスとして考えるとこっちのほうが絶対的に正しいんでそこも含めランティスだなあと思うわけなんですが。でも敵役からプレイキャラに立ち位置が変わったわけだからそれはそれでいいのかなあ。なんでもいいけどとにかく一度は生であまとう(というかてら氏)の"君を見失う……アリス"が聴きたいんですが。で肝心のドラマティックスターズなんですが、3人とも無名の新人ってことでキャスティング的には男性向け的というかそれこそ本家アイマス的なやり方(アイムの子がいちばん歌える枠なのも込みで)。自分含め女のおたくってわりと声優買いする傾向が強い気がしていて、そのせいか乙女ゲー周辺のキャスティングって基本的にあんまり冒険できず結果おまいつばっかりになってしまうわけですが、ソシャゲ時代になってそれも変わってきてるのかな。全然曲の話にたどりつきませんが、、この曲は浅倉大介っぽさあるシンセバリバリ90年代J-POPで、それがまだ若干の生硬さが残る歌声をうまくごまかしてるというか気にならなくさせてます。歌っているのが新人だということを逆にうまく生かせている感じ。

軽快なリズムに乗せて地獄にまつわる単語が延々と唱和される怪曲。歌声もオールスターズというだけあって老若男女幅広い感じあって聴きやすいです。

  • I Doll U / Re;Rise

けんぬ下野前野細谷森久保……な? このおまいつ感わかるでしょう? しかし細谷佳正のパートが20回くらい聴いたうえに消去法じゃないとわからないという、ある意味器用なのか。しかしけんぬの歌声はやっぱり甘くて魅力的だなあー。楽曲派活動してて最大の発見がけんぬの歌声が好きだということに気づいたことかもしれない。あらゆる方面のおたくからいいイメージをもたれてないエイベックスですが、プリティーリズムとかi☆Risとかハマトラとか、意外に最近声優界に乗り出してきてます。そんななかでも満を持してというか、めちゃくちゃエイベックス感あるゴリゴリの四つ打ちダンスナンバー。ただそうするとそれってべつに本職のアイドル、それこそキスマイあたりでよくね?って話になってきちゃうんですよねえ、、そう考えるとアイドルものキャラソンって一概にいまっぽい音にしちゃうのがいいとも言えないのかもしれないです。

  • Burning with U / X.I.P.

うーん、、、、なんか違うんだよなあ、、、、いや悪くないんですよべつに。実際なんかこれを書くにあたって繰り返し聴きまくってたらなんとなく慣れてきたし。いやほんと誰も悪くない、コナミコーエーもユニバーサルもロンくんも渡辺未来も誰も悪くない、、、でもなんでだろう、このどうしようもないダサさ。2番のサビが終わって間奏に入る前のCメロだけ良いのですが、、前作があまりによすぎたせいで期待しすぎてた気がします。

デュエットと言いつつ杉田は合いの手で会話してるだけなのですがなんかこんな曲前にもあったな、、、楽曲自体は軽快で耳なじみのいい明るい感じなのですがかけあいの内容は非常にキモい、だがそれがいい奥井康介って名前は「永遠のライバル」で知って以降ずっと気になってたのですが、「絶対無敵☆Fallin' LOVE☆」といいなかなかいい仕事してるので今後どんどん名前を目にする機会が増えそうな予感。

そうまくんもあれよあれよという間に女性向け界の新しきおまいつと化してますが(それがいいのか悪いのかはさておき)、なんでもそつなくこなす小器用な子という印象なのでそれもなるべくしてなった結果なのかなーと。若くて顔がきれいで歌えて喋れてってなったら使いやすいですもんね……。しかしいままでそうまくんの歌って聴いたことなかったんですが、今回のこれはコンセプトそのままにあまりにヴィジュアル系っぽい歌い方なのでびっくりしました。いやでもその小器用さこそが、なんというかぜんぶペルソナみたいに感じてしまって苦手なのかもしれない……。

激アーバン!!!!!!! ほんとうに好きな曲に出会うとひとは語る言葉をなくしてしまうらしい。鍵盤とベースがめちゃくちゃかっこよく大人っぽいのですが、かといってへんにいやらしい感じではなく。緊張感あるAメロBメロから細かい刻みが入るサビという緩急も素晴らしくて、とにかくみんな聴いて!!!

  • GRAVITY! / Six Gravity

ツキウタがアイドルものだったってみなさん知ってました? わたしはつい最近まで知りませんでしたよ。。。この曲は「I Doll U」とメンツが半分かぶってますが、どうにもつくりがモヤッとしてるというか、いまいちやりたいことがはっきり見えてこない感じです。それぞれの声がうまく見せられていないというか、それぞれの声が交通渋滞を起こしてしまっていて結果魅力が削がれてしまっているというか……。あと前野さんのリズム感の弱さが浮き彫りになってます笑 

このCDに収録されてる3曲ともとても良くて、ツキプロフェスタ以降こればっかり聴いてるのですが、考えてみればほんのり北欧っぽいメロディに重厚なコーラスっておたくが好きそうな要素しかないわけで。じゃあなんでそういう曲がほとんど出てこないのかといえば、それは声優歌唱と絶望的に相性が悪いから。しかしその点を全員まだクセのついてない(若干怪しいとこもありますが)ほぼ無名の声優を使うことでクリアしてます。生歌でも完全にそのままとは言いませんが、かなり再現度高かったのでほんとに歌重視でオーディションして選んだんだろうなあというのがうかがえます。いちばん歌上手い土岐くんなんてまだ準所属なんだぜ、、、ドラマパートの「それこそ歌だって、明るくノリがいい歌だけじゃなくて、なにか新しいもの、挑戦的なものがあったっていいはずだ」っていうセリフも、現状のキャラソン界へのアンチテーゼ的でもあり、自分の考えとも近くて一気に好きになってしまいました。あと3枚CDが出るみたいなので注目していきたいとこです。


今回はそんな感じですかね。。けっこう現場で見ることで評価が変わってくるのでまた難しいんですが。しかしツキウタまわりは今年も掘り出し物が多そうですね。今週末はいよいよキラフェスですが席がクソすぎてすでに不安です笑 あとは当たったら来月吉野さんのワンマンに行こうかなと。最近声優の現場に行きすぎですね、、、あとはやく宮野さんのアルバムの詳細が出てほしいところです。AMAZING!もはやく映像化してほしいー。