過去ログ

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楽曲派活動

超個人的男性声優楽曲大賞っていうのを1年半くらい前からやってるのですが、こまめに書いていかないと年末になってひーこらするはめになるということにやっと気づいたのでちょいちょい感想書き溜めていきたいと思います。あと、男性声優の曲を勝手に自分ひとりでランクづけしてコメントすることしか趣味がないんで、前2回は早く書きたくて書きたくて11月中旬にやってましたが、それだと11月に出た曲をかなりの高確率で取りこぼすことにいまさら気づいたので、今年は12月になってからやります。そのかわり11月にはべつのこと、というかその時点での推しメン様全曲レビューをやるつもりですが、曲リスト作ってる現段階でどんだけ音源買えばいいのかって感じで、、けっこう買ってるんですけどねこれでも、、、それはさておき今年買ったやつなど。

いきなり声優なのか怪しいですが……。泥くさすぎずスタイリッシュすぎず、曲調に若干のスリリングさもあってかっこいいです。基本はメロディを大事にしている感じで聞きやすい。あとさすがにシンガーソングライターだけあって段違いに歌上手いですね……。

アルバム1曲目からいきなりバキバキのエレクトロ。ロンくんこういうのもできるんですね。ライヴでもこれが最初の曲だったら映えそうです。これが入ってるアルバム『Elements』は曲調も幅広くてわりとよかった印象。

ラップと題してるけど、ポエトリーリーディングですらなくて劇中のセリフ(たぶん)がトラックに乗っているだけという。でも謎の中毒性あります。実は後ろでヌルヌルヌルヌル言ってたりして、若干ナードコアというか悪質な曲臭はあるんだけどうまいこと脱臭されている感じが、ちょっと黒い雰囲気を漂わせつつやっぱり安心して読める、一般人すぎずオタすぎず、みたいなジャンプ内での暗殺教室の立ち位置とシンクロしてるんではないでしょうか。ってかこれエイベなんですね……? ちょっと意外。

いまだに少年ハリウッドがどういう存在なのか、というか、アニメ版と舞台?版とがどういう関係なのかそしてゼン・ザ・ハリウッドはいったいなんなのかとかまったく理解できてないんですけど、とりあえずなんかどれも本格的に動き始めた気配が。この曲はイントロから全編通してサビみたいなメロディに、期待を裏切らない最後の転調、さらに期待を裏切らないアウトロの唐突な泣きメロ、90年代リバイバルってこういうことなんだろうか……。

神様はじめましたのキャラソンが実は掘り出し物だったという話。そのなかでもこのvol.3のCDは収録曲ぜんぶ奇を衒わずいい曲で興奮しきり。1曲目はアップテンポなデュエットで、1番に入る謎のワブルベース部分とか最後がなぜか爆発音で突然終わるところとか不可解な点はありつつも高揚感のある良曲。2曲目はイントロからして最高、もう屈服するレベルの名曲。3曲目はちょっとピチカートっぽさもありすごく素晴らしいアイドルポップス! ちょっとでも楽曲派を自称する気があるんだったらこのCDをスルーするのはありえないなと思った一枚。

  • Dance Around→Dead / 夜鳥(CV:下野紘

下野紘の歌声ってただ下手くそなんじゃなくて、聴いてる人間の精神を不安定にさせる力があると思ってますが、それが複雑怪奇なトラックと合わさってぞんぶんに発揮されてる呪いのような曲。歌い出しが"闇の歌声お聴かせしましょう 黄泉の国へといざなう調べ"って出オチすぎる。でもこういうのがキャラソンの醍醐味、というかキャラソンでしかできないことだと思うんですよね、、

どこかブリティッシュぽさ漂うように感じるのは本人の声質によるものでしょうか。ABの余白の多い感じからのサビの三連符の連打が緩急ついていて気持ちいいです。あと"なぜこの俺が"のあとの「エッ?」って声が絶妙すぎる。この曲だけ聴くとすごくリズム感ある気がするけど実際どうなんだろう。これも科学の力なんかな、、、

アップテンポでリズムが細かく、強めで言葉数多めの攻撃的な曲ですが、けんしょーくん勝手になんとなく優等生のイメージだったので新鮮。乱暴な言葉尻かと思いきや二人称は"あなた"なのも下品になってなくて良い。でもそれだけじゃなくなんかほかのひとの曲にくらべて圧倒的に同時代的に感じるのはなんでだろうと考えてましたが、いわゆる声優歌唱じゃないからかなあと気づいて納得。アニメ声優としてはたぶんそれって弱点なんですけど、もし本腰入れて音楽活動したいんだったらそれはひょっとしたら強みになるかもしれない。ならないかもしれないけど。

GOLDEN NIGHT、VOICEときた延長線上にあるTSUGEさんのEDM路線最新曲ですが、突き抜け具合がいままでより一気に上がったような。曲の構成が変則的で上がる。やっぱTSUGEさんしか……。あとサビが一瞬Luv Sick。「ウォーオーオーオーオーオーオーオーウゥー↑」ってのはまさか狼の遠吠えを表してるのでしょうか。VOICE同様現場でどういうふうにパフォーマンスされるのか待ち遠しい。

もうこれが今年の1位でよくないか??? というくらいどハマりしている。あいかわらずなに歌ってるのかいっさいわかりませんが。でも柿原ってきらみゅんのなかでもちょっと異質というか独自の立ち位置にいる存在だと思うんですが、その一因にこのなに言ってんだかわからない、いい意味で重くなりすぎずテキトーに聞こえる歌声もあるような気がしなくもない。これもまた違った意味で現場で見るのが楽しみ。表題曲の「咲いちゃいな」はどう聴いてもベースボールベアーだし「world in bloom」はワールドカップっぽいダンスチューンだし、このまま突き進んでほしい。


週末にジュピターとX.I.Pの新譜を買ってこようと思うのと、今後いくつかiTMSにないやつを買ったりもらったりしようと思うのでたまってきたらまた更新します。きらみゅんがリリース予定活発になってることだしいろいろチェックせねば。カルナイの新曲も好みだったし楽しみだな。ジュピターは3年早かったなー。ときレスからヒラショー先生が離れちゃったのはほんとショック、、あとわりと現場にも行ってみようかなーと考えてます。現場で見ちゃうとなんでも6割増しくらいでよく聞こえちゃって評価ぶれちゃうからほんとはあんまりよくないんですけどね。とりあえずきらふぇすと吉野さんワンマンは行ってみようかなーと思ってます。あと来週末なぜかツキウタのイベントに行ってきます。まじでなぜ。
あとツイッターで出会ったこのmixがとてもよかったです! 勝手に貼っちゃう。
https://soundcloud.com/aim_calpis/nice-voice-and-smooth-song
意外と男性声優の楽曲digとかしてるひとがいることが判明してきて最近嬉しいです。いやアイドルとか女性声優にくらべるとモードの移り変わりがたぶん2周くらい遅いんであんまり面白くない世界ではあるんですけど、ただそのぶんいい曲に出会ったときの興奮も半端ないです。最終的には黙っててもみんなが勝手にいい曲を教えてくれる状態をめざして、今後も楽曲派活動に励んでいく所存です。