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モーニング娘。2013春〜ミチシゲ☆イレブンSOUL〜田中れいな卒業記念日@日本武道館

かなり個人的な内容かつ、ひとによってはあまり愉快でないかもしれない可能性がありますので、ご容赦願います。


このダイアリを初めのほうから読んでるひと(そんなのいるのか)だったら薄々気づいてはいるかもしれないんですが、自分は田中れいなさんのことが加入当初から10期加入くらいまで本当に嫌いでした。いきなりこんな文章から始めるのもどうかと思いますが、でもそれは偽らざる事実です。れいなが前列にいれば「なんだよ」「またかよ」と思い、後列にいれば「ざまぁ」と思っていました。なぜかはわからないけどすべてが受け付けなかった。ヲタがやたらすごいすごいともてはやすのが理解できないせいもありました。小春が入ってからよりいっそうその気持ちは強くなりました。というか小春が好きな自分にとって正直さゆれなにはかなり複雑な感情がありました。結局突然小春は娘。を去り、そのままわたし自身も娘。に対して興味を失ってしまいました。いやむしろ反発を抱いたと言っても過言ではないでしょう。さゆが小春卒コンの翌日くらいにはあっさりと「8人の娘。でがんばります」的な発言をしたことに代表される、小春の誰にも祝福されなかった感(いまにして思えばさゆも当時めちゃくちゃストレスを抱えていたのだろうし、自分が被害妄想的に過ぎるというのもわかってはいるのですが)と、モデルを目指していた小春が卒業した直後にそれを揶揄するようなシングルを出したこと(繰り返しますが、自分が被害妄想的に過ぎるというのもわかってはいるのです)、それからちょうど女子流やももクロといったいわゆる『第三勢力』がとても魅力的だったことにより、娘。ひいてはハローという存在は自分の中で急速にしぼんでいきました。
9期が入って少し娘。に興味を取り戻してはいましたが、やっぱり大きなきっかけになったのは10期の加入でした。メンバーそれぞれも個性的で、楽曲も辛気くさくなく自分好み、しかしなによりびっくりしたのはれいなにムカつかなくなっていた自分だったのです。だんだんと、れいなってこんなふうに笑ったり他のメンバーとじゃれたりするんだ、かわいいとこあるじゃん、と思えるようになり、気づけばれいなが喋るのを心地よく感じるようになっていました。まーちゃんはれいなの心の壁だけじゃなく、わたしの心の壁までも壊してくれました。そしてえりりんを失ったさゆがれいなと仲良くしているのに衝撃を受けました。こんなことを書くのは本当におこがましいのですが、自分もれいなもお互い大人になったんだと思います。13歳から23歳までの10年間……のうちの自分が見ていたのは実質6年か7年くらいなんですが、ともかくそれを本当に幸せな形で終えられたと思います。他のメンバー全員に愛されて卒業できて本当によかった。
コンサート自体も珍しくよけいなMCがなく、無駄のない構成であっという間でした。Rockの定義では初めてれいなのことを心からかっこいいと思ったし、メドレーは懐かしい曲ばっかりで上がったなあ。まーちゃんが祝辞の間ニコニコしてたのもかっこよかったし、それにちょっと凹むれいなもかわいかった笑 なにより本当に最後の最後のシャボン玉ではれいなの娘。としての生き様を見せつけられた気がしたし、それは後輩たちにもちゃんと受け継がれていくんだろうなと感じました。今後の身の振り方がもう決まっていることもあって、れいなも他のメンバーも心から楽しそうだったし、こちらの気持ちとしても完全燃焼できたし、本当に本当によい卒業式でした。こんな自分が言うのも怒られそうだけど……あらためて、10年間おつかれいな