過去ログ

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ちょっとだけつりあがった眉毛も、くっきりはっきりした二重幅も、その下にある大きくて吸い込まれそうな茶色い瞳も、まっすぐ通った鼻も、厚くぽってりしたくちびるも、小さな耳も、太い首も、そこに続いているしっかりした顎も、ほかの子よりもがっしりした身体つきも、すべてのパーツがありえないくらい整ってるしそのぜんぶがあたしをめちゃくちゃに狂わせる、もうどうなってもいいと思った。
気づいてしまったこと、ほかに好きな子なんていない、あたしの人生はこの子に出会うためにあった。あたしのことなんてみないでほしい、もっとあたしをみてほしい、いつもアンビヴァレントな感情に引き裂かれていて不安と昂揚でなにも考えられなくなるけど、ただひとつだけたしかなのはあたしが涼くんを好きだってこと、そこにだれかの承認なんて必要なの?

現場に行けない日の息苦しさが尋常じゃなさすぎて世界から色がなくなってしまったからほんとうはもっとほかに日常のなかでたのしいことをみつけたい。。