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この声をきみに

とてもほっこりしてすてきなドラマでした。。孝の表情も物語の進行とともにすっきりとしていったけれど、それだけでなく最終回では奈緒やこどもたちもどこか晴れ晴れとしたように感じられてよかった。龍太郎はもちろん、まいかもなんだかんだ言ってほんとうは父親のことがだいすきなんだよね。奈緒と孝が話すシーンはふたりとも名残惜しそうにしてるのが伝わってきて、このまま復縁しちゃえばいいのにねって思った。
発表会はいままでの集大成な感じがありつつ、やすよさんが読む寺山修司とか新しい試みもあって楽しかった。孝の父と奈緒の母がいっしょに来てる場面には笑ってしまった。このドラマの最大の魅力って、映像をとおして文章の世界が一気に広がって感じられることで、とくに1話の「生きる」にはそれが顕著に表れていて衝撃ですらあったのだけど、最終話までずっとそれが保たれていてすてきだった。そしてそれぞれの結末も、余韻というか余白が残されている描き方でほっこりした。京子先生とそのまますぐ付き合っちゃうのもちょっとなと思っていたので、ちょうどいい距離感というか。実鈴もあきらかに絶対まだ雄一のこと好きだよねって思っていたのでやっぱり!ってなったし。京子先生が今後教室に、"江崎京子"に戻ってくる日はくるのかな〜。
雄一がコンビニを継ぐって宣言するシーンはかっこよかったな〜とつかくんってとっても声が通る。それはこれまでの舞台経験の多さからきているのでしょうね。それにくわえてもともとの声質もすてきだから、聞き取りやすくて耳に心地よい。そしてここでもおじいさんになるとつくん。。笑
こんな良質ですばらしいドラマに出会えてとてもよかった。あたしもいろんな本を読んでみようかなと思うことができたし、登場人物もみんな見た目からしてきれいな方が多くて画面をみているだけでも楽しかった。そしてとつかくんのこのドラマへの想いもひしひしと伝わってきていて、きのうの伝打伝助はストレートなのにどこかやっぱりねじ曲がってるとつくんでもうもうもう。。。とてもとても好きだと思いました。きっとこれから先、大事な1ページとして思い出すドラマになるんだろうなぁ。2ヶ月半おつかれさまでした! NHKさんありがとうございました!