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祝『HIT! HIT! HIT!』発売! ガチ恋ソング的キスマイシングルレビュー

タイトルで嫌な予感がしたかもしれませんが笑、まあそのまんまです。気づいてしまったんだからしょうがない。ドがつくレベルで超絶リア充オーラをまき散らしているあのキスマイフットツーさんですが、そのシングル曲はどれもこじらせたオタクの気持ちを歌っているのでは!?という発見を得てしまったんです。さすが『キスマイBUSAIKU!?』なんていう名前の番組をやっているだけある。さっそく一曲ずつ見ていきましょう!


「Everybody Go」
http://www.kasi-time.com/item-55425.html
デビュー曲ゆえにガチ恋度は抑えめながらも、強いオタクを目指す衝動を鮮烈に描き出す名曲。他のオタクに笑われながらも本質を追い求め、オタクの一番星となるため自分のポリシーを貫いていくという宣言が全体を貫いている。


「We never give up!」
http://www.kasi-time.com/item-58295.html
もはやガチ恋だけでなくオタク活動のテーマソングとしても捉えられる名曲。"器用に立ち回ればどん底の痛みを知らないまま 少しの愛を感じて上がれない"このフレーズはすべての不器用なオタクに捧げたい。隣のオタクが小賢しくも推しと楽しそうな会話を繰り広げているさまを目の当たりにして絶望感にとらわれるも、いざ自分がブースに入ったら推しに「あっ!」と言われるだけで高まれるのはその苦しみを知っているから! まあどうせみんなに言ってるんですけども。


「SHE! HER! HER!」
http://www.kasi-time.com/item-60244.html
この曲結局『キスがしたい』ってことしか言ってない!! あらためてびっくりした。まるで推しとひょっとしてどうにかなってしまうことしか頭にない男子中高生の脳内のような名曲!


「WANNA BEEEE!!!」
http://www.kasi-time.com/item-63007.html
こじらせすぎて若干厄介との境界線を綱渡りしている系ガチ恋の内心を綴った名曲。普段学校や会社ではおとなしい人間として振舞っているものの、いざ現場に来るとその抑圧から解放されたかのようにはしゃぎまわるオタクのどうすることもできないパッションがひしひしと伝わってくる。


「Shake It Up」
http://www.kasi-time.com/item-63008.html
おそらく自分のヲタには冷たくするタイプの推しにもっと素直になれと迫り、心配する必要もないのに互いの恋愛遍歴を気にしている哀れなオタク。気にしているのは自分だけなのに向こうも俺のヒストリーを気にしてる!と焦るオタク。けれど嫌われて出禁になることを恐れ、好きだと言い出せないかわいいところもあるこれぞ超ストレートなガチ恋ソング。


「アイノビート」
http://www.kasi-time.com/item-64353.html
アイドルが本来活躍する場、ライヴでの躍動するオタクの姿を感じられる名曲。"飾らない本当の自分見せたい""Naked! Naked Dance!!"と現場でついつい脱ぎ出してしまう過激なオタクの一か八かの覚悟までもが目に浮かんでくる。そんななかでも"掴むさキミとConnection"と、アイドルと繋がることへの貪欲な姿勢は忘れない。


「My Resistance -タシカナモノ-」
http://www.kasi-time.com/item-65396.html
"キミと僕とのDistance 時を超えたResistance"つまり既にベテランの地位を確立しているスターになぜかガチ恋してしまったピンチケの静かな決意を歌った名曲。まわりの同級生には理解されず"孤独と不安のさみしさにおそわれたとしても"、"この世界の見知らぬ価値観のなかで"ライバルとなる大人のオタクに飲み込まれそうになりながらも、"正しいことが答えじゃない""此処に居る意味をこの手で掴みたい"と立ち向かっていく姿は涙なしでは聴けない。


「運命Girl」
http://www.kasi-time.com/item-65397.html
初対面でいきなり目線、さらにはウィンクというレスをもらったことによりまさか自分が落ちるとは思っていなかったガチ恋に陥るも、その後ノールックノーレスに苦しみ「本当は俺のことが好きなんだろ?」と強がりながらもレスを求める哀しいオタクの気持ちを描いた名曲。


「キ・ス・ウ・マ・イ 〜KISS YOUR MIND〜」
http://www.kasi-time.com/item-65972.html
アイドルと肉体的に繋がることを夢見るピンチケの妄想を描いた超名曲。なんかいろいろ言ってるようで結局はシンプルに「繋がりたい」としか言っていない、まるでオタクの会話をそのまま写してきたような最高の曲。しかしキスがしたいだけだった「SHE! HER! HER!」から一歩進んでより妄想が具体的かつ下世話になっており、ピュアだったピンチケ高校生が大学デビューしてちょっと調子に乗ってるさまを想像させるあたりも秀逸。


「S.O.S (Smile On Smile)」
http://www.kasi-time.com/item-65973.html
たとえスキャンダルが起きたとしても俺だけは推しを守る!と誓ったピンチケのアメブロを歌にしたかのような名曲。そうやって生涯神推しとか言ってるやつほどあっけなく離れていくんだろうが!!


キミとのキセキ
http://www.kasi-time.com/item-68090.html
"大きく伸びをした手が行き場もなくはぐれてる""些細な言葉がキミの心曇らせた 伝えたい本当の意味を言いだせないまま"と握手会でのあるある情景を描きながら、推しの夢がいつか叶うことを望んで現場に通い続けるけなげなオタクの姿を克明に描き出した大名曲。


「SNOW DOMEの約束」
http://www.kasi-time.com/item-69419.html
推しを好きになって約2ヶ月、12月に行われた握手会での何気ない一コマを切り取った名曲。ようやく認知をもらえたかくらいの段階ゆえに、"僕は君を知ってる そんな風に言えたらいいな"と恋人面対応までの距離に思いを馳せる姿が胸を打つ。


Luv Sick」
http://www.kasi-time.com/item-69420.html
最後にもはや説明不要なほどのガチ恋ソングが待ち受けていた! 自分の意思では制御できないほどのガチ恋エモーションがすべてこの曲で表現されているんですよ! なにしろ第六感を解放して愛の構造的欠陥に立ち向かってるので!


すみません! 殴らないで! ごめんなさい!! こんなことばっかり書いててマジオタにボコボコにされかねませんが、全部イイキョクなのは確かです! そこは保証します! わたしは諸般の都合で木曜日まで引き取りに行けないのですが、初回盤のDVDには踊ってるスノードームも入ってる(んですよね……?)とのことで楽しみです。。