専門のギャラリー以外では結構めずらしい建築に関する展示会ということで、わりと期待して行ったのですが……ひとことで言えば、はぐらかされた感じ。これがふつうのメディアアートの展示会ならば素直に楽しめたと思うのですが、どうもひっかかる感が残りました。
その理由のひとつは、展示としてなにを意図しているのかが見えてこないところ。最初にもらえるリーフレットにキュレーターやアーティスト自身の解説は書いてあるのですが、いざ展示物を目の前にした時にそれが伝わってこず、結局これはなに？という消化不良が多かった気がします。もうひとつの理由は、建築に関係ない作品が多いのでは？ということ。展示物それ自体としては面白くても、なんか違うのでは？というもやもやが残りました……。
