過去ログ

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いわゆる卒業セレモニーがあんまり好きじゃない。卒業企画とかも積極的に好きにはなれない。どうしても裏を見てしまいたくなってしまうというか、「おまえ本当はこいつがいなくなって喜んでるだろ?」とか、「ここでこういうふうに言っておけば評価が上がると思ってんだろ?」みたいな邪推をしてしまいがちなので。かといって一切やらなければやらないでそれもなんだかわだかまりが残る気がするので、やらないよりはやった方がいいとは思うのだけれど。正直、ミキティが本体から抜けた時はそこまでショックでもなかった。むしろ入ってきた時の方がショックが大きかったかもしれない。もともとソロだったし、しばらくしたらきっとまた歌ってくれることもあるだろうくらいに考えてたのと、ミキティはヒールキャラだからセレモニーなんかない方がイメージに合ってるよ、みたいな気持ちもあった。もちろんほかのメンバーとまったく断絶があったとは思ってないし、吉澤さんとかと仲良くしてたのも知ってるからそれは言い過ぎにしても、それに近いものが。
一番こたえたのは、というかいまでもわりとひきずっているのは、めぐが℃-uteを脱けてしまった時。それから栞菜が脱退してしまった時も。キッズの中で一番推してたのがめぐだったし、はっきり言っていまでもめぐがキッズの中で一番好きだしいまもめぐが活動していたら℃はもっともっと大きくなれていたと思う、それくらい思い入れがあったことも大きかったけど、なにより即日脱退という事実がとてもこたえた。グループのエースでメインボーカルで、正式なリーダーが決まる前は実質グループを仕切っていた、そんな子がいきなり芸能界から消えてしまった。いま思うと事務所としてもいくら男の子と写真を撮られたからと言ってもそれだけですぐ引退というのはペナルティがきつすぎると思うし、しかも即日なんて損害しかないだろうから、脱退は本人の意思だという話は本当なのだろうけど、それならばせめてその言葉をちゃんと聞きたかった。ちゃんとお別れを言いたかった。それは栞菜も同じだ。外反母趾で休養、というのがいつの間にかやめてしまったことになっていた。せめてコンサートの最後だけでも顔を見せて挨拶をしてくれるとか、それがだめなら公式に本人のコメントを出してくれるとかしてほしかった。外反母趾だって本当なのかどうかわたしたちにはわからない。わかる術もない。なにか区切りとしての建前があれば、それを信じていくこともできる。けれどこんなんじゃいろいろ疑ってしまうのはどうしようもないことじゃないか。
そういういろいろがあって、12月6日が来たわけですが、公式に本人のコメントも出ているし、たぶんセレモニーもある。そしてそれがどれだけ薄っぺらいブックでも、今回は信じようと思うし信じなければいけないと思っている。それが推しているってことだと思うしさ。小春が娘。からいなくなったらもう、こんな気持ち悪い文章を書くこともなくなる、とは言い切れないけどめっきり減るとは思うしね。